今シーズン初の5連勝で、プレーオフ進出圏内との勝ち点差を「1」としたモンテディオ山形。次は優勝をねらう清水との一戦。上位が相手でも絶対に勝ちたい試合だ。
前節、山口を2対0で下し、現在7位のモンテディオ山形。
プレーオフ進出圏内となる6位との勝ち点差はわずか「1」と、正念場を迎えている。
残りは、わずか4試合。1つも落とせない戦いを続ける選手たちを後押ししようと、16日も多くのサポーターが練習を見守っていた。
(サポーター)
「全部勝ってプレーオフに進出してJ1昇格」
「どことあたっても必ず自分たちのサッカーで勝つことが大事」
次節の相手はJ2屈指の攻撃力を誇る清水。得点数は、現在J2トップ。ここ9試合負けなしで、横浜FCと優勝争いを繰り広げている強敵だ。
対する山形も、今シーズン最多の5連勝と調子を上げている。その攻撃をけん引しているのが、ここ10試合で6得点、前節まで4試合連続でゴールを決めているディサロ選手。
(FW#90・ディサロ燦シルヴァーノ選手)
「清水もぼくたちの良さを消そうとして来るし、自分たちも相手の良さを消しながら自分たちの良さを出す。どっちが自分たちの持っているものをブレずに出そうと貫けるかという戦いでもあるので、そういうところで負けないよう頑張る」
また今回、守備で注目されるのがセンターバックの城和隼颯選手。
左足の骨折で戦線を離脱した西村選手に代わって前節スタメンで出場し、2対0と無失点での勝利に貢献した。
同じセンターバックの安部選手も、前節、足に違和感を感じ後半途中交代するなどトラブルが続く中、清水戦では守備の要としての活躍が期待される。
(DF#22・城和隼颯選手)
「勝ちを継続することで自分の評価も上がると思っているので、チャンスをもらったからにはそのチャンスを生かしてもっと上にのし上がっていきたい気持ちがある。自動昇格を争っているチームに対して自分がどれだけできるかは、今後のサッカー選手としての人生に関わってくるので楽しみという気持ちが強い」
アウェイでの清水との一戦は10月20日キックオフ。
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