陸上競技です。
週末に三重県で行われる全国大会、U18陸上に広島国際学院高校の竹中隼人(たけなか はやと)選手が出場します。大会を前に竹中選手を取材しました。

広島国際学院高校3年、竹中隼人選手。
これまで、2種目でインターハイに出場。

しかし苦難を乗り越え全国の舞台に立ちました。
竹中選手は生まれたときからバルサルバ洞動脈瘤という心臓の病をかかえ、中学3年生の時に2回目の開胸手術を受けました。
病を克服し、大好きな陸上競技に復帰。高校3年生となった今年、最もハードな種目の一つ400mハードルでインターハイに出場ました。

【広島国際学院高校・竹中隼人選手】
「めちゃくちゃ楽しかったですけど、準決勝で緊張してしまって。楽しく走れたのですが、走った組の中で8着。自己ベストより遅いタイムで走ってしまった。そこはめちゃくちゃ悔しいから、他の大会で悔しい思いをしないように今、頑張っています」

週末に三重県で行われるU18陸上では300mハードルに出場。
これまで、3度しか出場したことがない種目ですが、400mハードルとはどんな違いがあるのでしょうか?

【広島国際学院高校・竹中隼人選手】
「400mハードルはカーブからスタートするのでスタートであまりスピードが出ないのですが、300mハードルは直線からスタートするのでトップスピードになるのも早いし、トップスピードの中でカーブを走ることはとても難しいですし、その上でハードルがあるので自分の中ではとても大変な競技です」

あと2日に迫った、U18陸上。300mハードルという経験の少ない種目ですが、高校生活最後となる全国大会に向け、竹中選手はこのように意気込みを話してくれました。

【広島国際学院高校・竹中隼人選手】
「タイムは36秒台、そして決勝に残る。自分が早生まれで3年生もあまりたくさんいない大会になるので、とりあえず決勝は確実に進出して、その中で決勝で好タイムを出して、もちろん表彰台に登って少しでも県の代表として貢献出来たら良いと思っています」

<スタジオ>
竹中選手、高校生活最後の全国大会に臨みますが、木村さんいかがですか?

【エディオン女子陸上部・木村文子さん】
「36秒台が出てくれると全国大会の決勝というものが見えてくる種目だと思いますので、精一杯頑張ってもらいたいと思います。インターハイでの緊張した経験が次に絶対、生かされると思うので期待したいです」

300mハードルは18日に行われます。

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