小学生が学校の威信をかけ熱い戦いを繰り広げました。
真夏日となった16日、長崎市では「小大会」小学校体育大会が開かれ、子供たちがさわやかな汗を流しました。
今年で62回目を数える長崎市小学校体育大会には市内71の小学校から約3100人の6年生が出場しました。
選手宣誓 長崎市立矢上小6年 島田陽向さん
「声援を力にし、最後まで全力でプレーすることを誓います」
大会では陸上競技やバスケットボール、長縄など5種目が行われ、学校対抗で競います。
学校の威信をかけた戦いなだけに、児童も先生も力が入ります。
長崎市立橘小6年 ハードル走に出場!西村仁さん
「(目標は)トップ3に入ること」「(自信は?)あります」
「橘小、優勝目指して頑張るぞー」
長崎市の最高気温は30度を超え、夏に逆戻りしたような暑さとなりました。
そんな暑さに負けず、長縄競技で本番前から練習に余念がないのは山里小学校です。
先生
「ナイス!遅い!ナイス!いけるいける!テンポよく!」
過去に優勝経験がある山里小学校は朝練を積み、昼休みや放課後も毎日、猛特訓を重ねてきました。
6年 長縄競技キャプテン 黒浜咲さん(※「はま」は「眉はま」)
「いままで最高記録が265回だったからノーミスなかったら最高記録を越えられるかな」
そしていよいよ!
長縄競技は人数によって5つのグループに分かれ、前半と後半それぞれ1分間で跳んだ回数を合計してグループごとに順位を競います。
山里小は前半、途中でひっかかる場面もありますが、後半は練習でも出したことのない過去最高記録で巻き返しを図ります。
しかし・・・
「第一位合計、257回、附属小学校」
山里小は長大附属小にわずか1回及ばず、結果は2位でした。
山里小 高橋明与さん(※「高」は「はしごだか」)
「悔しかったけど、みんなで絶対大丈夫と声を揃えて言ったり、いままで練習できてよかった」
どのチームも目標に向かって仲間とともに全力を出し切り、忘れられない思い出の1日になったようです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。