15日閉幕した国スポの本会期。11日間で28の競技が行われ、各地で熱戦を繰り広げました。佐賀県勢がメダルラッシュとなり、多くの人に興奮と感動を与えた本会期の前半を振り返ります。
【リポート・川野優也】
「佐賀市のSAGAスタジアムです。各都道府県の選手団が入場してきました。新たなスポーツの祭典、国民スポーツ大会の本会期が幕を開けます」
【選手宣誓】
「筋書きのないドラマが生み出す様々なスポーツの力を全ての人に届けるため最後まで力の限りプレーすることを誓います」
「ただいまより、成年グレコローマンレスリング97kg級の決勝戦を行います」
今大会で引退の覚悟ー 勝負は1分10秒ー
最後につかんだ“金”
【レスリング成年男子グレコローマン97kg級金 角雅人選手】
「すごくうれしい。佐賀県民のみんな愛してるぜ!」
【リポート・岩部真衣】
「青空のもと、メダルをかけた戦いがまもなく始まります。応援席も盛り上がっています」
若楠国体以来のメダルへ3位決定戦ー
眞鍋敬子(元日本代表)選手兼監督としてけん引ー
第1Q眞鍋が相手の反則誘うー 自ら先制ゴール!
【眞鍋敬子選手兼監督】
「先制点が欲しかったのですごくうれしかった。自分の役割を果たすことができてほっとした」
本職は“守備”ピンチで身体を張るー
守り切った“1点”全員でつかんだ“銅”
【眞鍋敬子選手兼監督】
「最後まで走り抜いて良かった。みんな安堵の顔だった。3位をとれてよかった」
【リポート・波佐間崇晃】
「あちらには…地元出身の選手谷口選手の横断幕があります。期待に応えられるでしょうか」
谷口源太(有田町出身)
地元の会場観客も応援ー 上げれば“自己新”128kgー
地元でつかんだ“銀”
【ウエイトリフティング成年男子55キロ級銀 谷口源太選手】
「自分でも想定外。今までの中で一番良かった。地元の応援がすごくて本当に力になった」
【リポート・堀竜泰】
「鉄人レーストリアスロンまもなくスタートです」
松本文佳(木村情報技術)去年6位・おととし3位
1日6時間練習国スポにかけてきたー 母・恵里子さん地元の京都から応援にー
【母・恵里子さん】
「ちょっとドキドキしてます。持っているだけの力を全部出して頑張ってもらいたい」
しかしレースは苦戦…結果は23位
悔しさがあふれ出るー
【トライアスロン成年女子佐賀代表 松本文佳選手】
「本当はここで結果を残してみなさんと一緒に喜びを分かち合いたかった。こういう形になってすごく悔しい。でもみなさんの応援のおかげで最後までやり切ることができた。本当にありがとうございました」
【リポート・堀竜泰】
「初の決勝で優勝を目指します」
成年男子初の決勝ー 相手は東京2ー2の大接戦に…
有延大夢 勝利まであと1点ー
成年男子初優勝“金”
【卓球成年男子優勝 有延大夢選手】
「チームが2−2になったときはすごくプレッシャーや重圧が来た。強い気持ちで戦ったのが優勝という結果になった」
今泉堅貴予選で日本新記録ー
佐藤拳太郎(埼玉)パリ五輪日本代表
【成年男子300m佐賀代表 今泉堅貴選手】
「外側に佐藤拳太郎選手がいて『意識するな』という方が正直厳しい」
決勝の行方は…
前半からハイペース!そして…
「8レーン・今泉堅貴地元佐賀!」
【実況・川野優也】
「勝負は接戦!ただ今泉が徐々に上げてきた!今泉が来た!金メダル獲得!日本新記録の今泉、見事な優勝です」
【成年男子300m金佐賀代表 今泉堅貴選手】
「いま自分にできる最高の結果を佐賀県に届けられたので本当にうれしく誇らしく思う。すごくアットホームで柔らかい雰囲気を作ってくれて地元の力を借りた国スポになった」
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