スポーツの日の14日、北海道・旭川市では子供たちのスポーツ教室にオリンピック女王が参加しました。

パリオリンピック女子やり投げの金メダリストで、旭川市出身の北口榛花選手(26)です。

14日は、「やり」ではなくジャベリックと呼ばれる羽根のついた安全なボール投げを教えました。

オリンピックの時のように手拍子を求めてからお手本を見せる、北口選手。

すると、ボールは子供たちの頭上を越えて数十メートル先へ。子供たちからはどよめきが起きました。

その後の質問タイムでは子供たちと楽しくトーク。

「好きな色は何ですか」と聞かれた北口選手は、「やっぱり金メダルの金色が好きです」と答えました。

参加した子供たちにとっては貴重なひと時となったようで、「やっぱプロの選手はすごいなと思いました」「本当に生、かっこよかったです」といった声が聞かれました。

北口選手:
少しでも楽しんでもらえたらうれしいですし、(子供たちには)いろんなスポーツをどんどんやってほしいなと思う。

12日には、プロ野球クライマックスシリーズの始球式に登板。

金メダルを獲得した際の距離65.80の背番号をつけ、笑顔でマウンドに上がりました。

そして、スタンドに手拍子を促すと、ボールはノーバウンドでキャッチャーが構えたミットにすっぽり。

見事な投球に拍手と歓声が上がりました。

北口選手:
練習は本当にひどかったので、やり投げと一緒で本番になってちゃんと投げられて良かったです。

13日は、旭川市内で凱旋パレードを行った北口選手。沿道を埋めた4万8000人に“榛花スマイル”で応えました。

北口選手:
今まで見たことないくらいの人が集まってくれて本当にうれしかったし、一人一人のお顔を見ることができて良かったなと思いました。

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