【横浜市(ENEOS)-東京都(東京ガス)】試合に臨む横浜市の大久保秀昭監督=東京ドームで2024年7月26日、新宮巳美撮影

 第49回社会人野球日本選手権大会の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われ、8大会連続27回目出場のENEOS(神奈川)は、大会第3日の31日第3試合で19大会ぶり3回目出場のミキハウス(大阪)と対戦することが決まった。ENEOSの大久保秀昭監督の主なコメントは次の通り。

ENEOS・大久保秀昭監督

 (ミキハウスは)細かいきっちりとした野球が印象的。(元巨人の)桜井(俊貴)君はプロ時代の体力が戻ってきて落ちる球も良い。対策もするが、少ないチャンスで一本出るか出ないか、そこがポイントになる。

 (都市対抗では2回戦で東京ガスに零封負け)初回のノーアウト満塁から得点できていれば、試合の流れは変わっていたかもしれない。打力強化のイメージは持ちつつ、ただ振るだけでなくバントやケースバッティングなど、持っている力の中でやっていけるのか考えながらこの夏はやってきた。

 キーマンは投手なら東山(玲士)、阿部(雄大)の若手の両腕。相手も(ENEOSが)全国トップレベルの投手陣であると分析し、対策はしてくると思うが加藤(三範)ら他の投手も含め頂点を狙っていきたい。

 (2019年冬の監督復帰後から4大会連続の出場)ENEOSは勝って、優勝して当たり前、といった要求も期待も高い。でも苦しそうに野球をやるのは違う。今年の最後、選手も感情を出しながら勝つことで喜びを分かち合う姿も見てもらって「ENEOSの野球っていいな」と思ってもらえる野球をしたい。

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