試合前のセレモニーで並ぶ、(左から)イチローさん、松井秀喜さん、松坂大輔さん=東京ドーム

 イチローさんの野球チーム「KOBE CHIBEN」が23日、東京ドームで高校野球女子選抜と対戦し、巨人などで日米通算507本塁打の松井秀喜さんがホームランを放った。  20年ぶりにかつての本拠地でプレーした松井さんは一回の守備で脚を負傷。それでも臨時代走を使いながら打席に立ち続け、八回は豪快に右翼席へ運んだ。2万8千人超の歓声を浴び「いつ打ってもいいもの。最後まで出場してよかった」と笑った。  結局は17―3の大勝だが、一回は3点を先行された。投手を務めたイチローさんは「(回が)終わらないんじゃないかと思った。すごく怖くなった」と女子の高いレベルに感服していた。


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