パリ五輪レスリングで金メダルを獲得した山形市出身・鏡優翔選手に、県民栄誉賞が贈られることが決まった。県民栄誉賞の受賞は鏡選手で9人目となる。

(吉村知事)
「今回の金メダル獲得をはじめ、世界を舞台に数々の輝かしい成績を収めてこられた鏡選手の功績をたたえ、山形県県民栄誉賞を贈呈することを決定いたしました」

県民栄誉賞を贈られることが決まったのは、パリ五輪レスリング女子76キロ級で金メダルを獲得した山形市出身・鏡優翔選手。

鏡選手は五輪で、日本女子としては初めて最重量級での金メダルを獲得した。
また県出身選手の五輪での金メダルは、1956年のメルボルン大会レスリング男子に出場した山形市出身・笹原正三さん以来68年ぶりの快挙。

県は、五輪での金メダル獲得に加え、国内外の大会でも優勝するなど活躍してきたことが贈呈を決めた理由としている。

県民栄誉賞の受賞は鏡選手で9人目で、過去には川西町出身の作家・井上ひさしさん、バンクーバー五輪スピードスケートで銅メダルを獲得した山形市出身・加藤条治さんなどが受賞している。

鏡選手への贈呈式は今後日程を調整するとしている。

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