パリパラリンピックは日本時間8月29日未明に開幕します。
岩手からは合わせて3つの競技に選手が1人、サポート役が2人出場します。

車いすで風を切り駆け抜けるのは紫波町出身の小野寺萌恵選手。
今回は陸上女子100メートルと800メートルに脳性まひなどのクラスで出場します。

2024年5月にはパラ陸上の世界選手権で銅メダルを獲得し、注目を浴びながら初めてのパラリンピックへ挑みます。

小野寺萌恵選手
「今までの結果より良い結果を残せるように自己ベストを出せるようにしていきたい。初のパラリンピック応援よろしくお願いします」

小野寺選手は9月2日に100メートル、9月8日には800メートルの競技に臨みます。

また大船渡市出身の寺澤光介さんは、トライアスロンで視覚に障害のある選手と一緒に走り泳ぐ競技パートナーとして出場します。

8月21日、母校の末崎小学校では全校児童129人が応援メッセージを撮影しました。
応援の動画は末崎中学校や地元のスイミングスクールからの分も併せて27日に寺澤さんに送られました。

寺澤さんは9月2日に東京パラリンピックの銅メダリスト・米岡聡選手のガイドとして出場します。

そして岩手町出身の三浦生誠さんは、自転車競技で視覚に障害のある選手とペアを組む「パイロット」を務めます。

2人乗りの自転車の前の席に乗りハンドル操作やペダルのリズムのコントロールをします。

三浦さんは初出場の木村和平選手とともに29日の個人パシュートを含む4つの種目に出場します。

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