フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の世界大会が23日、北海道函館市で開幕した。会期は25日までで、15の国・地域から海外42チームを含む過去最大規模の672チーム(計3348人)が出場する。フィンランドで開かれた2004年の第1回大会以降、欧州以外での開催は初めて。
モルックは、長さ約20センチの木の棒を1~12の点数が書かれたピンに向かって投げ、倒れたピンの合計点数が50点になるように競う。
開幕日は各国代表による国別対抗戦があり、32度を超える暑さの中、競技が行われた。24、25日は市内の昭和公園と函館高専の2会場で予選リーグと上位トーナメントを行い、優勝チームを決める。
地元・五稜郭病院の医師で、大会誘致に尽力した日本モルック協会の八ツ賀秀一代表理事は「大会に向け、不安もあったが、出場選手や運営スタッフの笑顔を見てほっとしている。函館での世界大会を通過点にモルックを普及させたい」と話した。【三沢邦彦】
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