スポーツ振興や地域活性化につなげようと愛媛県の企業が持つトレーニング施設を高校生に開放する取り組みが始まった。

この取り組みは愛媛県松山市に本社があるオオノ開發がスタート。９日に新田高校と連携協定を結び、オオノ開發が社員の福利厚生用に所有するトレーニングルームを、利用の少ない日中の時間帯を中心に生徒の部活動に無料で開放することを取り決めた。

この日はハンドボール部の部員１２人が、最新のトレーニング器具を使ってランニングや筋力トレーニングに励んだ。

新田高校 ハンドボール部員：
「質の高い器具で集中力も全員が高まりましたし、試合の結果にも繋がるようなトレーニングができます」

このトレーニングルームは東温高校の部活動にも開放する予定で、オオノ開發では「地域スポーツの強化につなげると共に、高校生が地元の企業を知る機会にもして欲しい」としている。

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