【金足農-西日本短大付】観戦するオリックスの吉田輝星=阪神甲子園球場で2024年8月9日、矢頭智剛撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第3日の9日、阪神甲子園球場で1回戦があり、6年ぶり7回目出場の金足農(秋田)は西日本短大付(福岡)に4―6で敗れ、準優勝した第100回大会の2018年以来の初戦突破はならなかった。6年前の第100回大会でエース右腕として金足農を決勝まで導いたプロ野球・オリックスの吉田輝星投手(23)も応援で球場に駆けつけ、先発した弟・大輝投手(2年)ら後輩たちのプレーを見守った。吉田輝星投手のコメントは次の通り。

オリックス・吉田輝星投手

 スタンドから見る甲子園はすごく楽しかったです。大輝とは(無料通信アプリの)LINE(ライン)で「見に来てね!」と言われていたので「がんばってね!」というやり取りをしていました。

 試合には惜しくも敗れてしまいましたが、九回の追い上げには3年生たちの気合を感じましたし、大輝にはその姿を見て、これからもがんばってほしいと思います。

 そして僕自身も後輩たちの姿を見てすごく勇気をもらったので、残りのシーズンも粘り強くがんばっていきたいと思います。

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