女子テニスの国際大会「東レ・パンパシフィック・オープンテニストーナメント」(東レPPO)の実行委員会は9日、元プロテニス選手の奈良くるみさん(32)と土居美咲さん(33)が大会アンバサダーに就任すると発表した。東レ・パンパシフィックオープンは国内外のトップ選手が集うツアー大会で、10月19~27日に東京・有明テニスの森公園で開催される。
奈良さんは2009年にプロに転向し、14年のリオ・オープンでツアー初優勝を果たした。世界ランキング最高位は32位。土居さんは16年のウィンブルドン選手権で16強入りし、世界ランク最高位は30位。オリンピックにも2度出場した。奈良さんは22年、土居さんは23年に東レ・パンパシフィック・オープンで現役を引退した。
奈良さんは「2人で大会を盛り上げていくことが今から楽しみ」とコメント。土居さんも「国内最大の女子国際テニス公式戦となる東レPPOに携われることにワクワクしています」としている。
今年は、第102回毎日テニス選手権(毎日新聞社主催)の一般の部女子シングルス優勝者に予選ワイルドカード(主催者推薦)が付与され、山口芽生(めい)選手(25)=フリー=が権利を獲得している。【中山敦貴】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。