第95回都市対抗野球大会決勝が30日、東京ドームで行われた。豊田市・トヨタ自動車の捕手として都市対抗にも出場した元プロ野球・ヤクルト監督の古田敦也さん(58)が始球式に登場し、キャッチャーミットを手に見事にストライク投球を披露した。
トヨタ自動車時代の23番のユニホーム姿でマウンドに上がった古田さん。ストライクが決まるとスタンドから歓声が上がった。古田さんは「ミットはこだわり。シリアスな決勝なので、邪魔にならない程度にストライクが投げられて良かった」と喜んだ。
古田さんは1988年の第59回大会に名古屋市・NTT東海の補強選手として、都市対抗に初出場し準優勝に貢献。翌年の第60回大会では自チームで出場し、1回戦で3点本塁打を放つ活躍でチームを本大会初勝利に導いた。【岸本悠】
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