甲子園の切符をかけた夏の高校野球佐賀大会は準々決勝進出をかけた3回戦4試合が行われました。第1試合は、両エースの意地がぶつかる白熱の試合となりました。

【鈴木記者】
「ベスト8をかけた佐賀学園と嬉野の試合はここまで、2試合完投の古川と2年生林の投げ合いに注目です」

嬉野の先発は最速144キロのストレートが武器のエース・林。しかし、初回に2アウト2塁とされ、佐賀学園の4番・岸川。鋭い打球は三遊間へ。佐賀学園が先制します。
一方、佐賀学園の先発はここまで1人で投げ抜いてきたエース古川。しかし、こちらも初回にランナーを背負うと嬉野の4番・山下。
4番がお返しの一打で、嬉野が同点に追いつきます。
その後、3対3の同点で迎えた8回。佐賀学園のエース古川が2アウト2塁のピンチを背負うと、打席には嬉野のエース・林。エース同士の対決の行方は…。
嬉野のエース・林が自らのバットで勝ち越しの決勝タイムリー。嬉野が4対3で佐賀学園を破りました。

【佐賀学園 古川尚弥投手】
「任せられたイニングを全部0で抑えられるようにして、チームを甲子園に自分が連れていく気持ちでやってきたんですけど、相手の林くんは自分よりも上のピッチャーで、他にもピッチャーいるのにその子たちに投げさせてあげられなかったりして申し訳ないです」

そのほかの試合結果です。
佐賀農業は第2シード唐津商業に3対1で逆転勝利。
神埼対三養基は、5対1で神埼が勝ちました。
龍谷対佐賀工業は4対3で佐賀工業が勝利しそれぞれベスト8進出を決めています。

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