女子ホッケー日本代表、「さくらジャパン」に選出され、パリオリンピック出場が内定しているコカ・コーラレッドスパークス、浅井悠由選手。
前回大会の悔しさを胸に臨むパリオリンピックへの思いに迫ります。

6大会連続のオリンピック出場を決めた女子ホッケー代表「さくらジャパン」。
広島の女子ホッケーチームであるコカ・コーラレッドスパークスからは、バックアップメンバー2名を含む8名の選手が代表に選ばれました。
そのコカ・コーラレッドスパークスでキャプテンを務め、2大会連続でオリンピックに挑むのが浅井悠由選手です。

【浅井悠由選手】
「コカ・コーラボトラーズジャパンを代表して五輪に出場できること誇りに思います。私自身2回目の五輪になりますが、まずは予選リーグを突破し、コカ・コーラファミリーの皆さんにいい報告ができるように精一杯頑張っていきたいと思います」

プレーヤー11人、各15分の4クオーター制で行うホッケー。
シュートはゴール前のサークル内でないと得点にならないため、チャンスでの決定力が鍵を握る競技です。
3年前の東京オリンピックでは、5試合中4試合が1点差での敗戦。
12チーム中11位という悔しい結果に終わりました。

それでも、浅井選手は。
「負けてしまったんですけど、1点差という部分はパリに向けて改善できる点だなとすごく思った。大会が終わってから次に向けて次こそは1勝でもしたいという気持ちが強くあった。その悔しい気持ちが今回勝ちというところにつながっていければなと思います。16人しかメンバーに入れないので、人数の少なさとかそこをチーム一丸となって戦うチームワークというのが、ほかの大会とは全然違う形にもなってきます。ほかのワールドカップであったりとかと気持ちのモチベーションも違うのかなとは思います」

ディフェンスの要、フルバックというポジションを務める浅井選手。
150キロを超えることもあるシュートに対し、170cmという長身を活かし、力強いストロークや幅の広いディフェンスでチームに貢献します。

【浅井悠由選手】
「すごい我慢しないといけないポジションなので、ディフェンスのチームとしてもチームワークが必要です。前に指示を出さないといけないという部分ではチームの中でも大切になってくるポジションだと思う。ディフェンススキルというのは難しいんですけど相手の攻撃を止めるということは自分の中でもすごい達成感ではある。そこが魅力というか注目していただきたいポイントなのかなと思います」

東京オリンピックでの悔しさを晴らすべく、高い目標をもって4年に1度の特別な舞台へ臨みます。

【浅井悠由選手】
「チームとしてはまずは予選リーグ突破というところ。私自身では、セットプレーでの得点というのが監督からも期待されている部分ではあると思う。ディフェンス部分では相手の強いストライカーというのをしっかり止めきれるように。そして無失点で終われるような大会にできればいいかなと思っています。
いつもたくさんの応援をありがとうございます。
皆さんに勇気と感動を与えられるようなプレーをぜひ五輪で見せたいと思いますので、たくさんの応援よろしくお願いします」

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