未来のアスリートを栄養面で応援しようと、スポーツを行う高校生や大学生を対象とした栄養講習会が、福井市内で行われました。
この講習会はスポーツ選手がよりよいパフォーマンスを発揮するために知っておくべき食事の知識などを学び、食に対する意識を高めてもらおうと「味の素」が全国で実施しています。16日は、福井工業大学で開かれ、工大福井高校のバレーボール部の生徒や福井工大の学生ら80人が参加しました。
講師は、バレーボール男子・日本代表元監督・中垣内祐一さんや味の素の担当者やが務め、良いパフォーマンスを発揮するためには、タンパク質、糖質、ビタミンをバランスよく摂取することや、3食の合間には糖質を補給でき、脂質の少ないものを補食として摂取することが重要だと話しました。
管理栄養士の笠原愛さんは「皆さんの意識にかかっている。実践してみてパフォーマンス向上につなげてほしい」と話していました。
女子生徒の「試合3日前くらいに食べたほうが良いものは?」という質問に対し、担当者は「揚げ物などの脂質を控えて、胃腸の負担を軽減するもの」と答えていました。
生徒たちはメモをとりながら、熱心に耳を傾けていました。
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