4月20日、佐賀県で開幕する春の九州高校野球。宮崎県代表の宮崎商業高校の選手たちに意気込みを聞きました。

105年の歴史がある宮崎商業野球部。今年度、部員は62人。4月7日の春の九州高校野球県予選では、9対6で聖心ウルスラ学園を破り、13回目の九州大会出場を決めました。

県予選での勝因はなんといっても打撃。5試合で打率3割1分7厘、38得点と他のチームを圧倒する打線。橋口光朗監督は、冬場の練習が結果につながったと話します。

(橋口光朗監督)
「しっかりと失点を抑えることによって、いい流れで攻撃できて、打線もバットは変わったのですが、つなぐ野球を徹底できたのが優勝できた要因です。宮崎県を背負ってしっかりと宮商らしい野球を一戦一戦やります。」

チームをまとめるのは谷口真主将。強肩強打の谷口主将が大所帯の宮崎商業を引っ張ります。

(谷口真主将)
「元気の良さを発揮できるように自分が引っ張って、全員で優勝目指して頑張ります。」

県大会で4番としてチームを引っ張ったのは上山純平選手。九州大会での活躍を誓います。

(上山純平選手)
「チームが勝つことを優先に、1番はチャンスで回ってきた時の打点というのが目標なので、勝負強いところを見せます。宮崎県代表として自信のあるプレーをして優勝することです。」

そして、取材した福盛和男リポーターが最も注目しているのは中村奈一輝選手。1番・ショートとして守備・打撃ともにチームの中心です。投手としての能力も高く、ストレートはMAX145キロ、スライダーにはキレがあり、将来性豊かな選手です。

(中村奈一輝選手)
「打者としては1番バッターとして自分ができる精一杯のプレーをして、ピッチャーとしてはショートイニングしか投げないと思うので、1球1球大切にしてチームに流れを呼び込むようなピッチングをしたいです。一戦必勝で頑張ります。」

谷口主将を中心に厳しい練習に耐え、投打に力をつけた宮崎商業。宮商旋風を誓います。

春の九州高校野球は4月20日に佐賀県で開幕。宮崎商業は、選抜甲子園に出場した東海大福岡と対戦します。

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