正しいキャッチボールの方法を指導する桧山進次郎さん(左)と岡島秀樹さん=京都府長岡京市長岡2の市立長岡第六小学校で、谷田朋美撮影

 元プロ野球選手が子供に指導する「心をつなぐキャッチボールプロジェクト~キャッチボールで笑顔に~」が15日、京都府長岡京市の市立長岡第六小学校であった。桧山進次郎さん(元阪神)や岡島秀樹さん(元レッドソックスなど)ら日米のプロ野球界で活躍した6人が講師として登場。5、6年の児童約100人が白球を追いかけた。

 プロ野球OBによる試合「サントリードリームマッチ」(サントリー主催)のチャリティー活動の一環。子供たちは走り方やボールの握り方、投げ方について指導を受けた後、講師陣とキャッチボールを楽しんだ。また、サントリーが推進するペットボトルのリサイクルに関する説明もあり、分別体験に取り組んだ。

 岡島さんは「相手のことを考えて投げるのがキャッチボール。家族や友達とのコミュニケーションに生かしてほしい」と呼びかけた。終了後、桧山さんは「キャッチボールを楽しむ姿に元気をもらった。今日勉強したことを将来に役立ててほしい」と語った。6年の星野絢巴(あやは)さん(11)は「野球は初めてだったけど、楽しく取り組めた」、池口景大(けいた)さん(12)も「憧れの元プロ野球選手とキャッチボールし、心に残る思い出になった」と話した。【谷田朋美】

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