国際電話とおなじ「+」から始まる電話でアプリの未納料金を請求された男性が現金約80万円をだまし取られました。
被害を受けたのは北海道・芦別市に住む50代の男性です。
男性は12月5日、自分のスマートフォンに番号が「+」から始まる電話を受けました。
電話の相手は携帯電話回線を提供する企業だと名乗る男で、「アプリ料金の未払いがある。支払わないと裁判になる。裁判を回避するのにいったん29万5000円を入金してほしい」などと告げました。
男性のもとには翌6日まで複数の人物から「後日、95%返金されます。他にも2つのアプリ料金の未払いがあります」などという電話がありました。
男性はアプリの使用に身に覚えがなかったものの、指示された銀行口座に現金約80万円を振り込みました。
不審に思った男性はその後インターネットで調べ、一連の流れが詐欺にあたることに気づき、7日になって警察に被害を届け出ました。
警察は国際電話の番号が悪用されていたとみていて「身に覚えがない請求には応じず、警察相談専用電話『#9110』に連絡してほしい」と注意を呼び掛けています。
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