ルフィを名乗る男らが指示したとされる強盗致死事件で、闇バイトに応募した実行役に無期懲役の判決が言い渡されました。

永田陸人被告は去年、仲間とともに、狛江市の住宅で90歳の女性をバールで殴って死亡させ腕時計を奪った強盗致死の罪に問われているほか、別の強盗など5つの事件でも起訴されています。

東京地裁立川支部は先ほどの判決で、永田被告に無期懲役を言い渡しました。

検察側はこれまでの裁判で、「組織性・計画性が高く、極めて残虐な犯行」と指摘し永田被告に無期懲役を求刑していました。

また、永田被告は自身の量刑について、「被害者遺族の気持ちを踏まえた上で、極刑を下してください」などと述べていました。

裁判長は最後に、「この事件は被害者や家族に償いようのない損失を与えた犯罪で決して許されるものではない。あなたに謝罪の気持ちがあるなら重大な結果を忘れることなく、罪の深さや償いとして何をすべきなのか刑に服している間ずっと考え続けてほしいと思います」と諭しました。

永田被告は、裁判長の言葉を頷きながら聞いていて、涙を拭っていました。

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