18年前、兵庫県たつの市で女の子が刃物で刺され重傷を負った事件で、警察は別の事件で服役中の男を逮捕しました。

7日午前11時40分ごろ、勝田州彦容疑者(45)は兵庫県のたつの警察署に身柄を移されました。

フードを深くかぶり、うつむきながら警察署に入りました。

■「殺すつもりはなかった。女の子を刃物で刺したことに間違いない」

勝田容疑者(45)は2006年、たつの市の路上で、小学4年生の女の子(当時9歳)の胸などを刃物で刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。

勝田容疑者は、2004年に岡山県で別の女の子を殺害した罪で無期懲役判決が確定し服役していましたが、ことしに入り、たつの市の事件への関与を認めたということです。

警察の調べに対し、勝田容疑者は「女の子を刃物で刺したことに間違いありません」と供述する一方、「殺すつもりはありませんでした」と殺意については否認しています。


■別の女の子を殺害の罪で無期懲役 さらに別の小学生殺人事件にも関与か

勝田容疑者は2007年に兵庫県加古川市で小学2年の鵜瀬柚希さん(当時7歳)が殺害された事件への関与もほのめかしていて、警察は慎重に調べる方針です。

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