中学生の教え子にわいせつな行為をした罪に問われている元教師の男の裁判で、検察は男に懲役3年を求刑しました。

広島市の元中学校教師増野秀治被告(60)は、当時、勤務していた中学校で教え子の女子生徒を抱きしめたり、下着の上から胸を触るなどした罪に問われています。

6日の初公判で増野被告は起訴内容を認めました。
検察は「生徒が好意を持っていると思い込んで犯行に及んだ」としたうえで、「教師という立場を利用した卑劣かつ悪質な犯行」と指摘。増野被告に懲役3年を求刑しました。

一方、弁護側は「反省し、示談も成立している」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は6日、結審し、判決は今月14日に言い渡される予定です。

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