旧群馬町(現高崎市)の一家3人を殺害したとして、県警が指名手配する小暮洋史容疑者についての情報提供を呼びかける警察官=高崎市のJR高崎駅で2024年11月1日午前10時30分、加藤栄撮影

 1998年1月に旧群馬町(現群馬県高崎市)で一家3人が殺害された事件について、警察庁は解決に結びつく情報の提供者に支払う公的懸賞金「捜査特別報奨金」(上限300万円)の期限を1年延長し、2025年10月31日までとした。県警捜査1課は1日、JR高崎駅でポケットティッシュなどを配り、情報提供を呼びかけた。

 同課によると、全国指名手配されている元トラック運転手、小暮洋史容疑者(55)は身長約170センチで、逃走に黒の日産シルビアを使ったとみられる。重要事件特別捜査班の今井敦班長は「どんなささいなことでも良いので情報提供をお願いしたい」と話す。

 情報は高崎北署捜査本部(027・371・0110)、またはフリーダイヤル(0120・547・590)へ。【加藤栄】

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