ユニクロの店長が、店の試着室で女性客の下着を盗撮した疑いで逮捕された事を受け、ユニクロを運営するファーストリテイリングは31日に「お客様の信頼に背くような事態となったことを重く受け止めており、弊社としても事実関係を確認した上で、厳正に対処いたします」などとコメントし、謝罪した。
ユニクロで店長を務める高橋昂平容疑者は2024年7月、自らが店長を務めるJR大塚駅の複合施設に入るユニクロの試着室で、女子中学生の下着をスマートフォンで盗撮するなどした疑いが持たれている。
高橋容疑者はインナーやズボンを試着する女性客ばかりを狙ってい盗撮していたとみられ、押収されたスマホからは、店内で撮影したとみられる44本の動画が見つかっている。
調べに対し、高橋容疑者は「下着を見たいという気持ちを抑え切れなかった」と供述している。
店長が盗撮容疑で逮捕された事態を受け、ファーストリテイリングは「本件の詳細につきましては現在確認中ですが、被害を受けられたご本人様、並びにご家族の皆様に多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
その上で、「防犯カメラを含めた店舗設備の見直しや従業員教育の徹底等、必要な対策を速やかに講じてまいります」と述べ、「今後も、皆様に安心にお買い物いただけるよう、店舗における再発防止と信頼の回復に向け、全力を尽くしてまいります。」としている。
ファーストリテイリングのコメント全文は以下の通り。
今般、東京都豊島区のユニクロ アトレヴィ大塚店で勤務する同店店長が、同店試着室をご利用中のお客様を盗撮したとの疑いで逮捕されました。
本件の詳細につきましては現在確認中ですが、被害を受けられたご本人様、並びにご家族の皆様に多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。また、弊社を信頼し、日ごろから弊社店舗をご利用いただいているお客様、関係者の皆様をはじめ、すべてのステークホルダーの方々に多大なご迷惑、ご心配をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。
弊社は今後の捜査に全面的に協力してまいります。本来は安心してお買い物を楽しんでいただくべき店舗で、お客様の信頼に背くような事態となったことを重く受け止めており、弊社としても事実関係を確認した上で、厳正に対処いたします。防犯カメラを含めた店舗設備の見直しや従業員教育の徹底等、必要な対策を速やかに講じてまいります。
今後も、皆様に安心にお買い物いただけるよう、店舗における再発防止と信頼の回復に向け、全力を尽くしてまいります。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(7枚)鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。