長崎地方気象台は11月1日(金曜日)から、2日(土曜日)夜にかけ、警報級の大雨になるおそれがあるとして土砂災害や低い土地の浸水に警戒するよう呼び掛けています。
非常に強い台風21号はフィリピンを直撃後、進路を大幅に変え2日朝には温帯低気圧として九州に近づく見通しです。
低気圧に変わっても勢力は維持したままで、前線を刺激し大雨をもたらすおそれがありそうです。
前線の南側から暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、1日午後6時からの24時間に降る雨の量は南部と北部で250ミリ、五島で180ミリ、壱岐・対馬で150ミリと予想されています。
非常に激しい雨の降り出しは、1日の夜遅くから2日未明と見られていて、気象台は大雨で移動が困難になる前に身を守る行動を取るよう呼びかけています。
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