成田空港や周辺の撮影スポットを紹介するオーディオガイドの収録が、同空港などで行われた。お笑いコンビ「サバンナ」と航空写真家のチャーリィ古庄さんらが空港や周辺の計6カ所を回り、魅力を伝えた。
「Pokke(ポッケ)」のタイトルで街歩きや観光名所の紹介映像を配信している「MEBUKU」(東京都練馬区)と吉本興業などが企画。長さ4キロのA滑走路を望む第1旅客ターミナル5階の展望デッキを皮切りに「十余三(とよみ)東雲の丘」や「さくらの丘」などを取り上げた。
撮影があった2日、サバンナの高橋茂雄さんは展望デッキで「僕らは成田空港に何回も来ているけど、扉を1枚開けたらこんなに飛行機が離着陸するところが見られる場所があることを知らなかった」と驚いた様子で話した。デッキの金網に撮影用の穴が空けられていることにも感心した様子で「このオーディオガイドを聞いてもらったら、ぜひ(出発手続きの)1、2時間早く来て、空港界隈で楽しく過ごしてみてほしい」と話した。
古庄さんは海上の空港などと比べて成田は大地に囲まれ、周辺には里山も多いと指摘。「季節感のある飛行機の写真が撮れるのが成田の魅力。便数も多く、大きい飛行機も多い。こうした点を少しでもお伝えできれば」と話した。収録に駆け付けた小泉一成市長は「この撮影スポットを見て、若い世代に空港で働こう、あるいは周辺地域に住んでみようと思ってもらえるよう大いに期待している」と話した。収録したオーディオガイドは11月30日発売予定。【合田月美】
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