「行くとこないならご飯一緒に」。愛媛県松山市で家出中の当時12歳の少女に声をかけて自宅に誘拐し、性交やみだらな姿を撮影するなどした罪で、松山地裁は28日、30歳の男に懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
未成年者誘拐や不同意性交等、性的痴姿態等撮影などの罪で判決を受けたのは、松山市若草町の元アルバイト従業員・大内充兵衛被告(30)です。
判決によりますと大内被告は松山市大街道のアーケード内で今年6月9日未明、当時12歳の少女に「行くとこないならご飯一緒に行かない」と声をかけて自宅に誘拐。11日かけて性交をしたほか、みだらな姿を撮影するなどしました。
渡邉一昭裁判長は「家出中で弱っている状態につけこみ、犯行は卑劣で悪質極まりない。去年12月に痴漢行為で罰金刑を受けてから6カ月も経たず犯行に及び、厳しい非難に値する」とし、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
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