北海道江別市の公園で10月26日、暴行を受けたとみられる男子大学生が倒れていて、その後死亡した事件。25日夜、現場最寄りのJR駅周辺の防犯カメラに1人で歩く姿が映っていたことが分かりました。

 「え、え、え。びっくりしています。あした、27日に旅行に行ったのでお土産を渡そうと思っていたので信じられない」(長谷さんの同級生)

 友人が事件に巻き込まれたことを知り呆然と立ち尽くす大学の同級生。

 「規制線があり物々しい雰囲気となっています」(斉藤健太記者)

 土曜日の早朝、閑静な住宅街から寄せられた110番通報。

 「若い男性みたいなものが倒れている」(男性からの110番通報)

 男性が発見されたのは、大学や教育施設が立ち並ぶ江別市文京台南町の公園の遊歩道でした。周囲に比べ低い場所で、26日朝、散歩中の男性が発見しました。

 倒れていたのは千歳市の大学生 長谷知哉さん(20歳)で、病院に搬送されましたが死亡しました。

 「犬が近くまで行ったら下10m先に、人形かと思った。あおむけで全裸。近くに行くのも怖かった」(第一発見者の男性)

 「傷だらけみたいな話を(警察から)聞いた」(近所の住民)

 長谷さんは服を着ていない状態で見つかり、顔など上半身を中心に多くのアザが。複数人から激しい暴行を受けたとみられています。

 その後の調べで、長谷さんが公園で見つかる前日の25日夜、現場最寄りのJR大麻駅周辺の防犯カメラに1人で歩く姿が映っていたことが分かりました。

 「(長谷さんは)趣味が多くて一人旅したり、カメラで写真を撮ったり多趣味だった。そんなことをする人がいるのであれば、すぐ捕まってほしい」(大学の同級生)

 あまりに突然の出来事を受け止めきれない大学の同級生たち。長谷さんが防犯カメラに映る前、一緒に過ごしていたという別の友人は。

 「一緒にインフルエンザの予防接種を受けるときだったので、『一緒に受けるんだ』みたいな話をした。(Qその時の様子は?)いつも通りだった」(大学の同級生)

 長谷さんはその後、発見される26日朝までに何らかのトラブルに巻き込まれたとみられています。

 警察は殺人事件なども視野に、関与した人物の行方を追っています。

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