女性1人が犠牲となった宮崎県延岡市の土砂崩れ現場を河野知事が訪れ、被害状況を確認しました。

河野知事が視察したのは、延岡市浦城町の土砂崩れ現場です。
現場は土砂災害警戒区域に指定されていて、擁壁を設けるなどの対策が行われていましたが、10月22日午後11時までの1時間に約120ミリの記録的な大雨が降り、翌日未明に土砂崩れが発生しました。

この土砂崩れで住宅1棟が全壊、この家に住んでいた三輪弘美さんが亡くなりました。三輪さんは、玄関の外側で靴を履いた状態で見つかったということです。

(河野俊嗣知事)
「早め早めの避難ということですが、どのように命を守る情報共有ができるのかというのがございます。それからもう一つはハード整備に際して、しっかり専門家の意見も聞きながら対策を進めていきたい。」

宮崎県では二次被害を防ぐため、大型の土のうを設置するほか、28日から斜面の地質を調査し対策工法を検討することにしています。

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