福岡県うきは市の畑からキウイフルーツ約1万個が何者かに盗まれていたことがわかり、警察は窃盗事件として捜査しています。

フルーツの栽培が盛んなことから“フルーツ王国”を掲げる福岡県うきは市。

山あいの果物畑が事件の現場になりました。

◆被害者
「『ええええ!?』と思った。私がボケたかと思ったよ。完璧にないんだもん。1個もない、落ちてもいない。『あれ?私いつ取ったかしら?』と」

警察によりますと、うきは市浮羽町新川の畑で9月中旬、収穫前のキウイフルーツが盗まれているのが分かり、畑の持ち主が警察に被害届を出しました。

盗まれたキウイは約1万個とみられ、警察は窃盗事件として捜査を進めています。

◆被害者
「びっくりしたよね。こんなこと初めてだもん。品種は(出荷が)早いのと遅いのを植えていたが、(出荷が)早いのを先に盗られた。(出荷が)遅いのは1つも手をつけていない。(犯人は)品種が分かる人」

福岡県内ではキウイフルーツの窃盗事件が相次いでいます。

◆記者リポート
「奥まで続く広いキウイ畑ですが、この畑から、約2万7000個のキウイが盗まれました」

糸島市の畑では10月、収穫前のキウイが約2万7000個が盗まれました。

この被害者はキウイフルーツに詳しい人物による犯行と指摘します。

◆糸島市の被害者
「たぶん素人があれだけの量を盗っても、どうもできないと思う。すぐ食べられないから。何カ月か貯蔵したものを店頭に販売する。知っている方じゃないと無理だと思います」

収穫間際のキウイが標的となった2件の大量盗難事件。

警察はいずれも転売目的での犯行とみて捜査しています。

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