「上絵付(うわえつけ)」という技法を使った陶磁器を集めた展覧会が、名古屋市東区の「名古屋陶磁器会館」で開かれています。

 東区の名古屋陶磁器会館では、焼きあがった陶磁器に絵の具で模様を施す「上絵付」という、名古屋で発展した技法を用いた皿や花瓶など、およそ80点が展示されています。

 地元名古屋出身で洋画家としても活躍した市ノ木慶治さんの作品は、大胆な筆使いでバラの花が色鮮やかに描かれています。

「ダマシン」と呼ばれる技術で、つやを消した黒地に金の絵付をした花瓶は、日本の風景がきらびやかながら品を感じさせます。

 この展覧会は、11月3日まで開かれています。

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