全国10会場以上を巡回している人気の展覧会「生誕100年 山下清展―百年目の大回想」。福岡会場応援隊長を務めるムード歌謡コーラスグループ「純烈」が、25日に福岡県立美術館(福岡市中央区)で開幕する福岡展(同美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送主催)に向けて、応援メッセージを寄せた。
18日に北九州ソレイユホール(北九州市小倉北区)であった「純烈コンサート2024」で取材に応じたリーダーの酒井一圭(かずよし)さん(49)は、開幕を控えた山下清展に「失った日本の風景、ぬくもりのある人と人とのつながりも感じられる作品が見られるのでは」と期待を寄せた。
山下の代表作「長岡の花火」の貼り絵など約200点が並ぶ展覧会の鑑賞者には、山下清展と純烈がコラボした特製ポストカードが無料で配布される。RKB毎日放送の展覧会CM(テレビ・ラジオ)のイメージソングには、叙情感あふれる純烈の名曲「ジグザグ」が流れている。
18日のコンサートでは、九州だけでなく全国各地から多くのファンが詰めかけた。純烈は先月リリースしたオリジナルアルバム「純烈魂1」が好評で、年末の「NHK紅白歌合戦」への7年連続出場を目指す。11月25日には、念願の日本武道館公演を開催する。
酒井さんは「キャバレーや健康センターから応援してもらって、階段を一つ飛ばしもせずに一歩一歩、ファンのみなさんと歩んできた。最初から応援してくださる皆さん、今を支えてくださる皆さんと一緒に歴史のある武道館公演を迎えられてありがたい」と語った。【大塚拓三】
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