「視聴した動画の画面を送信しただけで収入」。愛媛県八幡浜市の女性が副業サイトの相手とのメッセージでウソをつかれ、現金510万円をだまし取られました。警察は21日に被害届を受け、特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは大洲市内に住む会社員の女性(40代)です。
警察によりますと女性は8月30日、SNSで副業の広告を見つけアプリをインストール。日本人を名乗る相手から「視聴した動画の画面を撮影・送信するだけで収入が得られる」とのメッセージを受け取り、画像のやりとりを続けていたところ、9月21日に「別の副業として指定の口座にお金を振り込めば、高額な報酬を得られる」と誘われました。
この口座に現金を振り込むと数千円単位の報酬が得られたため、相手を信用し指示に従い、9月24日から10月11日までに現金510万円を指定された口座に振り込みだまし取られました。
女性は家族に相談。報酬が振り込まれてないことからだまされたことに気づき、警察へ被害届を出しました。
警察は特殊詐欺事件として捜査。副業を装い、お金を儲けさせて大金をだまし取る詐欺が多発していると注意を呼びかけています。
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