21日朝、0.8度まで気温が下がった岩手・盛岡市。緑の葉に落ちるのは白い霜です。

21日、秋を飛び越え、冬の到来を知らせる初霜・初氷が観測されました。

さらに、池の水面から立ち上る水蒸気「毛嵐」も発生。季節が一気に冬へとシフトしました。

朝の公園を散歩する人たちの服装も冬へと変化していました。

モミジが入った水が凍ったのは、栃木・奥日光にある竜頭の滝です。

氷点下0.2度を観測。日光市内の土呂部では、氷点下2度まで下がり、今シーズン初めて冬日になりました。

街では「秋通り越して、もう冬かなっていう感じ」「怖いです、ある意味。紅葉で準備ができないうちに寒くなって」といった声が聞かれました。

東京都心の21日朝も11.5度と、ひんやりとした空気に包まれました。

荒川沿いの土手では、長袖を着て早朝の散歩やランニングをする人の姿が見られ、「寒いですよ、寒暖差すごいです。体がついていかなくなっちゃう」という声が聞かれました。

週末から21日にかけて、都心では大きな谷を描くように気温が急降下。

最高気温は、19日の30.1度から21日は10度近く気温が下がり、20.5度を観測しています。

21日のランチタイム。冬の定番、しゃぶしゃぶ店は立ち上る湯気の中、多くの客でにぎわっていました。

客からは「きょうは少し寒くなったので、あったかいものを食べたいねと思って、こちらかおそば屋さんかで迷って、こっちかなと思って来ました」という声が聞かれました。

ランチタイムは1人前980円でしゃぶしゃぶが味わえる店に、やっと訪れた寒さです。

ひとりしゃぶしゃぶ 七代目松五郎赤坂店・百瀬和輝店長は「ぐっと冷え込んできたので、だいたい(先週比で)1.5倍から2倍ぐらいの売り上げは上がっております」と話しました。

この時期らしい気温で客足が好調なしゃぶしゃぶ店ですが、寒さは長く続きません。

23日の最高気温は26度の夏日予想となっています。

寒暖差による体調の変化に注意してください。

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