警察庁は18日、闇バイトを通じて実行役らが強盗に加担するのを食い止めるため、全国の警察に対し、脅迫されて関与する人から相談を受けたら保護するよう求める通達を出した。こうした通達は初めて。
警察庁によると、首都圏の4都県で起きた14件の事件では、18日午前までに闇バイトに応募した実行役ら計29人が摘発された。
警察庁の担当者は公式X(ツイッター)で「警察は相談を受けたあなたや家族を確実に保護します。安心して、勇気を持って今すぐ引き返してください」と呼びかける動画も発信した。
警察庁は併せて、住宅街などで人目に付きにくい場所まできめ細かくパトロールするよう全国の警察に指示した。【山崎征克】
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