仙台市泉区の質店で強盗に対応する訓練が行われました。首都圏ではいわゆる「闇バイト」が関連しているとみられる強盗事件が相次いでいて、宮城県警も防犯設備の確認などを呼びかけています。
訓練
「おい強盗だ!おとなしくしろ!早く物詰めろ!早く!」
訓練は質店に刃物を持った強盗が押し入り、貴金属を要求するという想定で行われました。店長は犯人が逃走した後、警察に通報し、犯人の特徴などを伝えました。
訓練
「身長170~180センチくらいはあったんじゃないか。体格の良い男性でした」
首都圏では今年8月から10月にかけて、質店や住宅などを狙った強盗事件が相次いでいます。宮城県警は現金を扱う機会が増える年末年始にかけて、強盗事件の発生が増加するおそれもあるとして、防犯設備の確認などを徹底してほしいと警戒を呼びかけています。
質屋かんてい局仙台泉店 佐藤大知店長
「犯人の特徴や逃走経路逃走の方向というのは、とっさに覚えるのが難しいと感じまして、注意深く観察じゃないが、そういうところをしっかりしたい」
今年県内で発生した強盗事件は9月末時点で、去年の同時期より2件多い20件となっています。
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