秋田県湯沢市で16日朝から夕方にかけて、電話会社の社員を名乗り、名前や生年月日を聞き出そうとする不審な電話が相次いだ。
湯沢警察署によると、16日午前9時ごろ、湯沢市に住む80代女性の家の固定電話に電話会社の社員を名乗る男から電話があり、「この電話は3時間後に使えなくなる」と告げられた。
女性は怖くなり電話を切ったが、その後午後5時ごろに、今度は電話会社の社員を名乗る女から電話があった。
一方、午後2時半ごろには、湯沢市に住む別の80代女性の家の固定電話に電話があり、「この電話は不正電話で3時間後に使えなくなる」と女の声の自動音声が流れた。
そして女性が、音声案内に従いダイヤルの「1」を押したところ、ドコモを名乗る男に代わり、名前・生年月日を聞かれた。女性は答えたが、不審に思って電話を切った。
警察は、特殊詐欺の被害につながる恐れがあるとして、こうした電話を受けた場合はすぐに切って相談するよう呼びかけている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。