東京・新宿区で目撃されたのは、我が物顔で道路を突き進む電動キックボードと自転車の、交通違反の瞬間です。

映像が撮影されたのは、12日の深夜1時過ぎ。
先頭を走る電動キックボードに続くように、自転車が後ろにぴったりとついています。

本来であれば、この2台は車道の左側を走行しなければいけないのですが、道路の右側を堂々と走っています。

そのまま合流地点まで向かうと、画面左へと消えていきました。

後ろから2台を目撃していたドライバーは、「『危なっ!』となっちゃいました。当たり前のことかもしれないですが、左側を走ってもらって…」と話します。

専門家は、最近こうした“知っていて当たり前の交通ルール”を守らない運転が増えていると指摘。
運転する以上、「ルールを知らなかった」では済まされません。

交通法規に詳しい高山俊吉弁護士:
電動キックボードを中心に、新しいツールが登場している。需要が増えています。その状況に合わない状態で、道路交通法の知識の普及が遅れているのが一番大きい問題。5万円以下の罰金というペナルティーがあるということを頭に置く必要がある。

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