全国の刑務所の受刑者が作った様々な製品を、展示・販売する催しが神戸刑務所で開かれています。
木製の家具や本格的な革製品。
神戸刑務所で開かれた「ひょうご矯正展」には、全国の刑務所で受刑者が作った製品約1万点が展示・販売されています。
受刑者が更生して社会復帰を目指す目的で開かれたイベントで、売り上げの一部は、犯罪被害者の支援団体に寄付されます。
イベントには2012年、京都府亀岡市の車の暴走事故で長女を亡くし、現在は犯罪者の更生を支援する活動を続ける中江美則さん(61)も参加しました。
【中江美則さん】
「刑務所から社会復帰しようとしてる人たちに、少しでも職場をつくってあげられるきっかけになったらいいなと。(再犯を減らして)僕らみたいな犯罪犠牲者が生まれないようにただひたすら訴えるだけですけどね」
イベントは13日まで開かれています。
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