国スポの観戦にあわせ佐賀県を訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは県赤十字血液センターなどを視察されました。

愛子さまは12日の午後、佐賀市の県赤十字血液センターを訪問されました。佐賀県やNPOなどが連携して取り組んでいる被災者支援の活動について、パネルを交えながら説明を聞いた愛子さまは「連携が素晴らしい」「平時のことが有事にいきたのでしょうね」と感想を述べられました。

このあと、豪雨災害で被災した建物を移転し伝統の継承に取り組んでいる佐賀市の名尾手すき和紙の工房を訪れ、当時の被災状況を聞いた愛子さまは「それは大変だったでしょうね」と声をかけられていました。
また、和紙づくりについて「原料から栽培しているのはすごいですね」と話し実際に紙をすく工程を体験されました。

【名尾手すき和紙・谷口祐次郎社長】「こんなに田舎の山の中に来ていただいて、災害のことも知っていただいたし、紙をすく工程も説明させていただいて興味を持っていただいたのでありがたいと思っています」

初の単独地方公務として佐賀を訪れていた愛子さまはこのあと帰京される予定です。

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