ノーベル平和賞を受賞することになった日本被団協の事務局長が、決定から一夜明けた10月12日、岐阜県岐阜市で会見を開き、心境を語りました。

 ノーベル平和賞を受賞することになった被団協は、日本で唯一の被爆者による全国組織で、岐阜市に住む事務局長の木戸季市さん(84)が12日、会見を開きました。

 木戸季市事務局長は「まず驚きました。ノーベル平和賞は色んな賞があるが、やっぱり格が違う」と受賞の心境を語りました。

 さらに「被爆者は亡くなっていっている。やがてゼロになります。だけど、核兵器による被害の危険性はより大きくなって、全ての人の身に降りかかっている。だから核兵器をなくし、戦争をなくす。人類を守るために全ての人の課題」と話し、核兵器や戦争をなくすことが全ての人にとっての課題だと訴えました。

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