沖縄・浦添市にある国指定の史跡・浦添城跡に、3人組の男が侵入し、数字やアルファベットの落書きを行う様子がカメラに捉えられた。現場は琉球王国の王の墓とされており、市民たちが誇る歴史的な場所だ。不敬すぎる犯行に市長も憤りをあらわにしている。
国王の墓に落書きする上半身裸の男たち
沖縄・浦添市で3日、国指定の史跡・浦添城跡に怪しい3人組の人影が現れた。よく見ると上半身裸の男の姿もみられる。
この記事の画像(11枚)男たちは浦添城跡の中に進むと、先頭の男が立ち入り禁止の柵を蹴り飛ばし、柵内へ入って行った。そして壁の前に立った男は手を上下左右に動かし、落書きを始めたのだ。
さらに帰る道中にも座り込み、またしても落書きを繰り返していた。
壁書かれていたのは、アルファベットや数字のようなもの、さらに図形のようなものまで見つかっている。
浦添市民にとって「誇り」「心のよりどころ」
落書きは国指定の史跡・浦添城跡の中にある文化財「浦添ようどれ」で見つかった。現場は琉球王国の国王の墓とされ、地域の住民から親しまれている場所だ。
浦添市長は事件を受け、「私たち浦添市民にとって誇りであり、心のよりどころであったはずの聖なる場所がこういう目にあうということは、非常に大きな憤りを感じています」と怒りをあらわにしている。
実は周辺でも他にも同じような落書きが見つかっていて、警察は関連も視野に3人組の行方を追っている。
(「イット!」 10月7日放送より)
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