浦添署は11日、沖縄本島中部の70代男性が、SNS型投資詐欺で約4100万円をだまし取られたと発表した。署は「SNSで知り合った相手から金銭や投資の話が出たら必ず詐欺を疑って」と呼びかけている。

 同署などによると、男性は2月8日、インターネットで投資に関する広告をクリックした後、投資コンサルタントを名乗る人物からLINEが来た。「資産倍増計画を発表し、高勝率の取引に導きます」などと言われ、金や石油の取引に関するうその投資話を持ちかけられた。

 その後、男性は指定の口座へ5回にわたり、現金約4100万円を振り込んだという。3月上旬に新聞報道を見て不審に思い、署に相談して発覚した。

 県警捜査2課によると、今年のSNS投資詐欺とロマンス詐欺の被害認知件数は9月末時点であわせて85件、被害総額は約10億8600万円に上る。

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