警視庁

 東京都練馬区の住宅で住人の親子が襲われた強盗事件で、警視庁捜査1課は11日、足立区の無職少年(17)を強盗致傷容疑などで逮捕した。事件当時、現場にいたとみられる実行役ら5人全員が逮捕された。

 警視庁によると、少年は実行役の一人で、住宅1階の窓ガラスをバールで割り、真っ先に住宅内に侵入したという。少年ら実行役はインターネットの「闇バイト」に応募して集まり、秘匿性の高い通信アプリを通じ、何者かの指示を受けていたとみられる。

 逮捕容疑は9月28日午前2時45分ごろ、他の実行役らと共謀し、練馬区大泉町1の住宅に侵入。住人の50代男性と20代の息子を暴行してけがをさせ、逃走したとしている。警視庁は少年の認否を明らかにしていない。

 首都圏では8月以降、1都3県で住宅を狙った強盗事件などが7件相次いでおり、警視庁などは同一の指示役が関与した可能性も視野に捜査を進めている。【加藤昌平】

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