11日午前、長野県松本市の長野自動車道下り線で、大型バイクなど計4台が絡む多重事故があり、1人が重体、3人が重軽傷を負いました。

11日午前11時過ぎ、松本市笹賀の長野道の下り線で、大型バイク2台、準中型トラック、軽乗用車の計4台が衝突。

大型バイクに乗っていた東京都西東京市の男性公務員(60)が両手足骨折などで重体となった他、もう1台のバイクに乗っていた神奈川県横浜市の男性(59)が左足骨折の重傷を負いました。
トラックの長野市の男性(50)と軽乗用車の兵庫県西宮市の女性(55)は軽傷でした。

当時、現場付近は工事のため、追い越し車線の走行を規制していて、渋滞が起きていました。大型バイクが最後尾のトラックに追突、その衝撃でトラックが前の軽乗用車に衝突したとみられています。

長野道では岡谷ジャンクション付近でも工事渋滞に伴う事故が相次ぎ、5月以降で63件発生。このうち15件でけが人が生じ、1人が死亡しています。

警察は改めて前方を注意し、車間距離を取るよう呼びかけています。

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