愛媛県松山市にある松山城の城山で発生した土砂崩れを巡り、原因などを究明している県の技術検討委員会の3回目の会合が11日に開かれ、今回もはっきりとした原因究明には至りませんでした。
技術検討委員会のメンバーは、愛媛大学の専門家や県や市の担当者たち。今回の会合では土砂崩れ発生のメカニズムなどについて話し合われ、土砂崩れの上流部は江戸時代以降に斜面に廃棄された軟質な土で覆われていて、大量の雨により大規模な土砂崩れが発生したとまとめられました。
しかし発生原因は、ひび割れがあった緊急車両用道路が直接の原因となる可能性は低いとしつつも、道路の重さが斜面の変形に影響を及ぼした可能性はあると説明。今回もはっきりした究明には至りませんでした。
また対策工事についても話し合われ、急斜面に残る軟質な土の対策が必要と一致しました。
次回の会合では発生メカニズムのさらなる追及や、再発防止に向けた検討が行われる予定です。
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