共産党の田村智子委員長

 日本被団協が11日、ノーベル平和賞に決まったことを受け、共産党の田村智子委員長は自身のSNS(ネット交流サービス)に「涙が出そうです。原爆被害の地獄の苦しみを、憎しみや復讐(ふくしゅう)ではなく、核兵器全面禁止・廃絶の運動としてきた被爆者の皆さんの歩み」と投稿し、これまでの被団協の取り組みをたたえた。また、活動が2021年に発効した核兵器禁止条約の誕生に結びついたと指摘。日米同盟の下で米国の核抑止力維持が必要として核禁条約に参加していない日本政府に対して「まだ核禁条約に背を向けるのか」と条約参加を促した。【田辺佑介】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。