札幌近郊の国道や市道で、いわゆる“あおり運転”をしたとして、千葉市に住む会社員の男(21)が道交法違反(妨害運転)の疑いで逮捕されました。
男は去年11月10日午後6時ごろ、札幌市厚別区から隣接する江別市までの2キロで、蛇行するなど危険な運転を繰り返した疑いが持たれています。
警察によりますと、男の車は普通貨物車。わずか1分間の出来事でしたが、並走する乗用車の前方に割り込んだり、急停車したりしたといいます。
車は接触せず、けがをした人もいません。
乗用車の運転手が「あおり運転の被害にあった」と警察に被害を届け出。男は住まいや職を転々としていたため、警察は行方がわからず、発生から約11か月たった10月8日、千葉県で発見し逮捕しました。
警察の調べに男は「あおり運転をした事実は間違いない。ただ、相手からあおられたのであおり返しただけ」と容疑を一部否認しています。
男は「追い抜くとパッシングされたため、腹がたった」とも話していて、警察は経緯を詳しく調べています。
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