ずらりと太陽光パネルが並ぶ発電所。
日が昇り始めた午前6時前に目撃されたのは、大きなはさみのようなものを手に、発電所の銅線ケーブルを狙った“巨大はさみ泥棒”です。
電信柱の横でも、別の場所でも、巨大なはさみで切断を繰り返しながらも、犯行途中に突然逃走しました。
7月13日午前6時前、茨城・神栖市にある太陽光発電所の前に現れた白い車。
降りてきた顔を隠した人物の手には、巨大なはさみのようなものが。
入り口の鍵を壊し、発電所の中に侵入。
狙いは、銅でできたケーブルとみられます。
持ってきた巨大なはさみでケーブルを一気に切断…とはいかず、足まで使って試行錯誤。
何度やっても切れません。
この映像を見た被害者は、「慣れてないというか、下手したらこいつ初めてなんじゃないか」と推測します。
別の場所でもなかなか切断できずにいると、突然きびすを返し、何も盗まずに発電所を出て行きます。
なぜ、何も盗まずに立ち去ったのでしょうか。
映像を見てみると、泥棒が立ち去った数分後、2匹の犬を散歩させる男性の姿が。
被害者:
お父さん、犬2匹だったと思う。(指示役は)それが見えたと思う。携帯かなんかで連絡入れて『おい!やべーからちょっと引き揚げろ』と。
被害者によると、散歩する男性に犯行を目撃されると思い、途中で犯行をやめたのではないかといいます。
しかし、一部のケーブルは破損しており、損害は約100万円に上るということです。
被害者:
犬の散歩なんて、日常の日課ですよね。そういう下調べもしない“間抜けな泥棒”と言うんですか。
被害者の男性は被害届を提出し、警察は窃盗の疑いで捜査中です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。